おすすめのプラモデル 塗装 ブースの選び方・種類を紹介!

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プラモ塗装でおすすめのプラモデル 塗装 ブースの選び方・種類を紹介!
プラモ塗装は自分が組み立てたプラモ作品の完成度を、より高くするテクニックです。上手く塗装できると、しなかった場合に比べて全く別の作品へと生まれ変わらせることもできます。ですが、塗装はそこまで簡単な作業ではなく、塗料の扱い方や塗装環境に気を使わないと、部屋やベランダなどを汚してしまうことにもなりかねません。そこで役に立つのがプラモ用に作られた塗装ブースです。今回は、塗装ブースを使うメリットとおすすめ塗装ブースをご紹介します。

■プラモ用塗装ブースのメリット

まずはプラモ用塗装ブースを使うことで得られるメリットを紹介します。メリットは意外に多く「買ってよかった」と思えることもよくあります。

・壁、床、ベランダの汚損を防げる
アパートやマンションに住んでいる場合は、周辺の屋外で塗装するのは難しいため、室内やベランダで作業することが多くなると思います。賃貸の場合で塗料により壁・床・ベランダなどを汚損をしてしまうと、補修費用を払わなくてはならなくなります。塗装ブース内で塗装すれば、飛散を大幅に減らせますので、その心配はなくなるでしょう。

・塗装したパーツにゴミが付着するのを防げる
屋外で塗装する場合は、風の影響で無数の塵やゴミが舞っていますので、塗装面に付いてしまうことがあります。これでは、せっかくきれいに塗装できても全てが台無しになってしまいます。塗装ブースなら屋内で作業もできますので、その心配も減ります。

・塗装時の臭いを軽減できる
アパートやマンションに住んでいると、塗装による臭いで近隣の住民から苦情が来ることがあります。持ち家でも家族から苦情がきて、趣味のプラモ塗装ができなくなってしまうことも考えられます。塗装ブースは、フィルターや吸引機能で臭いを軽減できる点もメリットです。

・掃除の手間が大幅に軽減する
プラモを塗装するときに塗装ブースを使わない場合、塗料は予想以上に飛散しますので、後から掃除が必要になります。また、頻繁に塗装するなら、新聞紙を敷いたり片付けたりする手間も大変ですが、塗装ブースならそういった手間は必要ありません。

■プラモ用塗装ブースの選び方

プラモ用塗装ブースのメリットがわかったところで、次は選び方をご紹介します。何も考えずに買ってしまうと、思わぬデメリットに気づくこともありますので気をつけてください。

・ファンの吸引性能
プラモ用塗装ブースには、キッチンの換気扇のように空気中の塗料を吸い込んでくれる「吸引機能」が付いているものがあります。吸引機能が付いていないものでも、塗装ブースを使わない場合に比べるとマシですが、吸引機能付きのものと比べて、塗料を周りに飛散させてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

・静音性の高いもの
吸引機能がある塗装ブースは便利ですが、ファンが動くことで騒音が発生します。特にプロペラファンを搭載したものは、吸引力が高い反面音も大きくなります。ですが、シロッコファンというファンを搭載した塗装ブースなら、プロペラファンより吸引性能は落ちるものの、静音性は非常に高いです。エアブラシなどの、そこまで飛散がない塗装に向いています。

・場所を取らないもの
塗装したいプラモのパーツが小さい場合は、省スペース型の塗装ブースで十分です。大型のものは環境によっては机の上に置けず、床に置いて作業するのは姿勢的につらい場合もあるでしょう。省スペース型の塗装ブースなら、机の上に置いて作業できるため楽です。事前に設置場所を考えて、そこに設置できるサイズのものはあるか検討しましょう。

・設置しやすいもの
吸引機能付きの塗装ブースは排気が必要になるため、ダクトホースが窓まで届くものを選ぶ必要があります。机に置けても窓には届かないといった自体を避けるために、机を窓に近づけるか、ダクトホースが長い塗装ブースを選ぶといいでしょう。

・手元が明るいもの
塗装ブースは、塗料の飛散を防止するため箱状の形をしており、そのためにブース内が暗くなってしまうのが欠点です。ブース内が見えにくいと、塗装にムラができてしまったり塗り残しができてしまう可能性もあります。それを解消するために、LEDライトを搭載している塗装ブースも販売されていますので、きれいな塗装をしたい場合はこういった塗装ブースを選ぶのも手です。

■用途別おすすめプラモ用塗装ブース

ここからは実際に、おすすめプラモ用塗装ブースを用途別にご紹介します。選ぶ際の参考にしてみてください。

・ファンの吸引性能
「アネスト岩田コンプレッサのマジカルサクション」は、プロペラファン搭載で空気中に飛散した塗料を強力に吸い取ってくれます。ダクトホースやフード部分もコンパクトにできますので、収納にも便利です。


・静音性
静音性を重視するなら、シロッコファンを搭載した「タミヤのスプレーワーク ペインティングブースII」がおすすめです。一部折りたたみ式になっており、取手付きで持ち運びもしやすくなっているのもポイントです。


・省スペース型
置くスペースがあまりないという人には、「GSIクレオスのMr.スーパーブース コンパクト」がおすすめです。シロッコファン搭載で静音性も高いため、音が気になる人にもうれしいですね。ただし、プロペラファンより吸引性能は低いため、エアブラシでの塗装にはいいですが、缶スプレーでの塗装には向きません。


・ダクトホースの長さ
「ガットワークスのネロブースmini」のダクトホースは3mという長さがあるため、置く場所を選びません。ボックス内が広くなっていて作業がしやすく、シロッコファン搭載で静かです。値段は少し高めですが、フィルターが不要な点と、業務用としても使われているほどの性能を考えれば妥当だといえるでしょう。特注品も作ってくれます。

公式HP ガットワークス ネロブース

・LEDライト付き
「エアテックスのレッドサイクロンエル(SPR-L)」は、LEDライトでボックス内を照らすことができますので、作業がしやすい塗装ブースです。プロペラファン搭載で強力な吸引力があり、コンパクトに折りたたむこともできますので、とても便利です。


■自作の塗装ブースでも大丈夫?

中には塗装ブースが高いからと、自作で作る人もいるようです。ですが、結論からいうとあまりおすすめできません。塗装ブースを自作しようとすると、材料探しや制作のために多くの時間がかかります。それに、材料を全て揃えたら既製品より高くなってしまったり、そこまでコストの差はなかったということもあります。自作が好きな場合を除いては、既製品を購入するほうがメリットが大きいでしょう。

■まとめ

プラモの塗装作業は、モデラーにとってはとても重要な工程であるだけに、使用する道具もいいものを使いたいですよね。エアブラシや塗料などにこだわるのももちろんですが、塗装ブース選びも性能をよく吟味して選びたいところです。また、周りの人の迷惑を考えることで、趣味のプラモをより楽しめますので、この記事を参考に自分に合った塗装ブースを見つけてみてください。

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トーイ店長

おもちゃ買取ドットJPプラモ買取部門トーイ店長だニャ!ガンプラ、戦車、カーモデル、軍艦、いろんなプラモデルを買い取っているニャ。珍しいものを見つけたり、大量にお買い取りしたり、楽しいことがあったらブログを書くニャ。もちろん価格表の更新もするのニャ!更新をおまちくださいニャ~
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