おすすめプラモデル図鑑

カープラモデルと一言で表現しても、スポーツカー、F1レーシングカー、ラリーカー、オールドカーと様々。フェラーリやフォードはじめ伝統あるメーカー車のプラモデルは半世紀以上前から人気がある。

乗用車と同様、バイクを何台も所有することは現実的ではない。そんなオートバイ好きが一つ一つのパーツの表面加工や磨きなど対するこだわり、リアルに丁寧に仕上げたバイクプラモには驚かされる。

電飾が賑やかで迫力のあるデコトラシリーズ。忠実に仕上げるのも楽しいが、やっぱり自分好みにカスタマイズするのもよい。電飾の位置、色、ステッカーや絵柄、グリル、ルーフデッキ、窓枠、ホイール、ヤンキーホーン、燃料タンク…デコトラ改造の道は長く愉しい。

日常生活で接することのないミリタリー系プラモデル。中でも戦車はそのキャタピラと装甲や主砲に魅せられる者は多い。戦車プラモデルは特に世界中の軍隊の様々な年式のものが発売されており、好きな映画に登場した戦車を選ぶのもよし、国や時代で選ぶのもよし。数十台用意してジオラマのように配置する猛者もいる。

戦闘機プラモデルは独特の構造をしている。接合部を丁寧に仕上げたり、エンジンノズルの焼けや気流方向の汚れをリアルに塗装したりすることでカッコよく仕上がる。もちろんキャノピー周りは特別丁寧に仕上げたい。プラモデルを作ることで戦闘機の構造に近づくことができる。

エッチングパーツや木製の甲板、金属の砲身などでバージョンアップさせると一層リアリティと重厚感が増す戦艦プラモデル。大きなものが多く着手しにくいイメージがあるが、ミリタリープラモ好きや艦これ好きにはぜひチャレンジしてもらいたい。

総白木造りとなると最早「プラ」モデルではないが、模型ファンにとっては素材の違いはそこまで大きな問題ではない（？）今はなきイマイ、それを引き継いだウッディージョー、そしてGSIクレオスや童友社のものが有名。城内も忠実に再現しているものが多く襖絵デカール等も嬉しい。

飛行機よりもずっと長い歴史を持つ船舶。その中でも風を主な動力とする帆船の構造は最早、技術革新の歴史そのものと言えるのではないだろうか。

こちらのオオタキの鉄道プラモデルは結構歴史が古く組み立てるのに苦戦するが、仕上がりは大きくてリアル。鉄道模型玄人に是非チャレンジしてほしい一品。

ガンプラというともう数え切れないくらい発売されてきたが、ここではMG中心にハイパーハイブリッドモデルやイベント限定のものをピックアップしてみた。このあたりはなかなか目にする機会に巡り会えない。

細かく大規模な設定と独創的なデザインで紡がれたSF超大作ファイブスター物語。ガンダムとはまた違った魅力のロボットが多数登場する。非日常的な美麗さと複雑なデザインが制作意欲を掻き立てるものとなっている。

ガンプラでもFSSでもないロボットを分類したら、メタルギアとレトロシリーズというなんとも妙な組み合わせになった。この「アオシマ ロックバット ブレイザー BR02」のような明らかに絶版ものは思わぬ高額でお買取りとなることがある。

プラモデルと言えば機械やロボットというイメージの中、こういった個性的なプラモデルもある。ニッチな層に訴える表現し難い魅力が、気合の入ったパッケージアートから強く伝わる。